カテゴリー詐欺 ダメ。ゼッタイ。
カテゴリー詐欺とはZwift上で定められたカテゴリーの区分を超えてレースに参加することです。本来そのカテゴリーの人に迷惑なので絶対やめましょうという話です。
はっきり言って、現状カテゴリー詐欺が蔓延しており、B以下特にC・Dクラスのレースがロクに機能していません。画像はある日のDクラスレースの上位です。Dクラスの本来の上限は2.5w/kg 150wです。
カテゴリーのルール
カテゴリー分けのルールについては別記事で詳しく書きました。
こういうルールなのですが、Zwiftのイベント画面では単にPWRだけ書いているので誤解を招く余地があると思います。つまり「PWR2.5倍未満はDクラス」という説明に対して
- FTPが2.5倍未満ならOK
- レースで出すパワーが2.5倍未満ならOK
と解釈の余地がありますが、「1.FTPが2.5倍未満ならOK」が正解です。
- 流して回復走したい…
- DNFすればまあいいか…
- まだ下位カテゴリーで勝ててないから…
とかの理由で下のカテゴリーを選ぶケースがありますがダメです。許しません。
※ケガとかでパフォーマンス落ちた場合、現在のFTPを元に選ぶのはOK
このルールを無視した場合カテゴリー詐欺、俗にカテ詐欺とか呼ばれます。ちなみに海外ではSandbaggerと言います。チャットとかで言われないようにしましょう。
なぜカテ詐欺はだめなの?
理由は簡単。下位カテゴリーの人がちゃんとレースできないから。
例えばFTP2.4倍の人がDレース参加したとして
Dカテゴリーだってプロの真似してアタックしてみたいし、逃げてみたいに決まってるじゃん?FTP2.4倍だと、2.6倍くらいでL5に入るし、3倍超えたらL6なわけよ。
だから3倍でオリャーってL6アタックかけたとして、今のカテ詐欺だらけのDカテで何が起こるかというと、
詐欺師たちが集団率いてL3とかで延々と3倍以上出してつぶされて終了
というかその集団からアタックで抜け出せないかもね。
だからカテ詐欺にどこまでついてけますかっていうクソつまらないゲームだけして、おそらくはどこかで千切れて終了。とても悲しい。
よく下位カテゴリーに参加したけど、集団にいただけだからいいでしょ的な話も聞くけど、一瞬でも集団の前方にいたのであれば、それは本来のカテゴリーの人のアタックチャンスを奪っていますし、
集団にいるだけで、逃げのしやすさとか、中切れのリスクとか当然影響します。ダメです。
どうしてもと言うのであれば、スタートしてから2~3分待って、集団をやり過ごしてから完全に一人で走りましょう。それなら許します。
勝ったら次のクラス…?
下位カテゴリーで勝ってから次に上がろうというのも危険な思考。
前述の通り、今のCクラスとDクラスの上位はカテ詐欺がかなり多いです。Bクラスにもよくいます。
よって下位クラスの画面上のリザルト一位とる実力があれば次のクラスの上の方で戦える実力があることがほとんどです。なんならDクラスの一位がAクラスの先頭集団にたまにいる。邪魔。
上のカテゴリーで出ても千切れるから…というのはとても気持ち分かりますが、全員が適正カテゴリで出たら多分半分くらいの人は先頭から千切れると思います。
自分がその半分になることも当然あります。そんなもんです。
千切れたら千切れた同士戦いましょう。人数多いレースとか出ると下位争い十分熱いですよ。*2
混走レース
それだとテンション下がるからいやだという場合は、カテゴリ混走のレースを選びましょう。Zwift Powerのイベント画面上でこのアイコンが無いものがそうです。
左のアイコンがあるとカテゴリーごとに時間差スタートになり、
右のアイコンが自分のカテゴリー以外が見えないレースになります。
両方ついていないものがカテゴリー混走レースです。
個人的には下位カテゴリが積極的に動きにくいのであまり好みじゃないし、何なら全部カテゴリ別走がいいと思ってますが、上位カテのビリと下位カテのトップがいい感じの勝負になります。その点はいいですね。
まとめ
結論勇気を出して適正なカテゴリーに出ましょう。
そしてZwift Powerに登録しましょう。現状ここのリザルトが一番正確だし、万一カテ詐欺しちゃったら叱ってくれます。
登録方法はちょっとややこしいかつ、色んなブログにあるので割愛。
将来ZwiftとZwift Powerが統合されて、この辺うまい事するという話はありますが多分もうちょい先です。
当面は単純にFTPだけ見て考えましょう。コンディションがどうとか判断を入れる余地無しです。
FTPが〇w/kg超えて、絶対パワーが〇w超えてるから〇カテで出る!
以上!