Zwifterの雑感

Zwifterが海外情報中心に集めたZwift知識と適当な考察を残します。メジャーな情報は他所にまかせてニッチにマニアックに

20220518狭間の会【呉越同舟とワットの暴力】

狭間の会レースレポ!

 

本日はSprinter's Playgroundを2周25km。
スプリンター公園とでも意訳しましょうか
その名の通りド平坦のスプリンターステージですね。やめてくれー

 

本日の作戦

正直ノ―アイデア。ド平坦ステージはこれといった仕掛けどころが薄く、全員の思惑が絡んで展開が読めません。

 

ただ、ポイントと言えるのは松の最強格スプリンターの一角Silさんが参戦を表明していることです。重量級スプリンターがいる以上、何かしら動きを作らないといけない…とSilさん以外がほぼ全員思ってるのがミソ

 

また、展開は一人で作れるものでは無いのでライバルと何とか意思疎通して協調したいという思惑もおおむね一致しているはずです。

 

そうした場合、狭間の会ではコミュニケーション手段が二つあります。ボイスチャットとワット言語です。今回はそこに少し焦点を当ててみようと思います。

序盤

今日の参加は10名

 

スタート前は和やかにボイチャで談笑しています。機材変えられないバグの情報交換から、話は盛り上がってZwift以外のバーチャルサイクリングってどうなのみたいな話題になっています。


さあ、レースが始まったので、Zwfiterはボイチャから切り替えてワット言語でコミュニケーションし始めます。


Hikaruさん、コバカツさんあたりが「今日は落ち着いた展開にはさせないぞ」と推定300wのハイパワーを通じて主張してきます。

もちろんワット言語は受信側が一方的に意味を見出す言語なので全然意味違うかもしれませんがw

 

一方で後ろ数名はこの動きを静観。
「今日は誰かにひかせて温存したい」と推定200wで応えます。

 

私は後ろ集団にいましたが、「誰か引けよ」の他力本願が煮詰まって、集団と3秒ちょいとまあまあなギャップが生まれてしまいました。



SilさんとWataruさんと三人…チャンスです。

本日の最警戒人物のSilさんに何とかして脚を使わせたいです。という事で軽量を活かしてキレ良くブリッジ。


狙いは後ろ集団を更に孤立させつつ、集団に追いついたらそのまま前引いてペースアップ。後ろを徹底的に攻撃して脚を使わせるつもりです。

 

結構しんどいですが集団に追いつきました。ここでボイチャで叫びます。
「Silさん遅れてるから上げよう!」
狭間の会のボイチャはこうやって使います。チャンスであると情報提供することで同志を募って即席チームプレーをします。

ミヨシさんとかヨッシーさんとかが結構協力してくれてます。皆分かってるー!

 

しばらく頑張りましたがSilさんは単独でジョインしてきてしまいました。流石に強い…
Wataruさんはドロップ。普段なら強力なライバル落とせたと喜ぶところですが、Silさんに対抗するメンツを失ったという意味では痛い。
普段粘り強いアタック打つWataruさんを失ったのはどうなるか…

 

中盤

休みどころがねー!
平坦コースですが誰かしらボコボコアタック仕掛けてきます。

目立っていたのはNobuさんとミヨシさんあたりかな?
細かなアップダウンを逃さず鋭いアタックを連発していた印象。控えめに言って地獄です。

私は誰かのアタックに追いついた後、特にSilさんが遅れているようであれば軽く前引いて戦果を拡大させることを心がけます。

 

今度は前でBongi劇場が展開されています。


Bongi劇場とは私が勝手に言ってるだけですが、パンチャー勢の鋭いアタックとはまた趣が違い、Bongiさんが5~6倍程度で延々と先頭引いてくる修羅場の事です。

 

「クライマーだけど平坦でも勝負するよ」とワット言語で聞こえてきます。追いつくのはそこまで大変じゃないですが、追いついた後Bongiさんのパワーを思い知らされ続けるのがマジでキツイ。

 

 

ここでちょっとチャンス


集団が三つに分かれます。
先頭3人、第二集団4人。そこからSilさんが14m遅れて単独で孤立してます。
言わずともわかる大チャンスです。

 

第二集団にいた性格悪い人がボイチャで叫びます。
「ブリッジするからついてきて!前と合流して1対7でSilさん〇そう!」
何てひどい言い草でしょう。こんな事言うのは邪悪な人物に違いません。

 

ハイ。です。
一応雑に図解するとこういう狙いです。



ブリッジから先頭けん引まで成功しましたが、割とすぐSilさんに追いつかれちゃったみたいです。ボイチャはターゲットにも作戦筒抜けなのでしょうがないですね。面白い動きだとは思ったんですが―

終盤

私もせっかくだし一本アタックしようと決めます。

一人で孤立したくなかったので、ボイチャで予告アタックしてみます。

「みんないくよー!」

 

予告アタックは複数人アタックを作る狭間特有の勝負術ですが、今回は全員ついてきちゃったので普通に打ってよかったかも。あと加速も中途半端。

 

 

代表的なアタックだけ抜粋して紹介してますが、引き続きバシバシアタックかかってます。

 

キツイ展開が続いて、休みたい…ってなったら誰か上げてくるんだよなーw
キツい状態からさらにゲロキツイに追い込まれるのは精神的に来るものがありました…

ゴリゴリに脚削られて大分限界。

 

さあ、最終盤!

そろそろ集団スプリントにかけてペースが落ちるかな…

お?Silさん10倍?

あ!

 


うわー!5秒も差が!


やられました。終盤きつそうなそぶりも見せていたSilさんですが、最後に大爆発残してたみたいです。下り終わりのスピード乗ったところからエアロ使ってガチアタック。「一人で全員潰す!」と聞こえてくるかのような見事な飛び出しです、

 

残り1.5km慌ててみんなペース上げたりもしますが全然追いつきません。ワットの暴力がネオ京に吹き荒れます。
これまで散々ボイチャとワット言語を駆使して呉越同舟的に皆で協力。Silさん包囲網を築いていたつもりでしたが、一瞬で瓦解しました。

 

悔しさと共に、ゴジラが東京タワーをぶっ壊すのを見るかのような一種の爽快感があります。圧倒的暴力に蹂躙されて、何かいいもん見たなくらいの感じ…正直これやられたら勝てねーわ

 

その後は早掛けなのかSilさんをワンチャン追う動きなのか自分でもよくわからないペースアップを仕掛けて、2位争いに切り替えることもできずに集団最後尾でオールアウト

優勝Silさん、二位Nobuさん、三位ミヨシさん。おめでとうございます!

いやーキツカッタ



終わってしまえば、再び談笑。

レース後で頭回ってないのであんま覚えてないですが


Silさんのラストアタックがいかに暴力的だったかとか

エアロ無駄遣いしちゃったよとか
1対7で潰すとか言っといて1対7で負けてんの草とか

Miyoshiさん最近調子いいよねー。やっぱレスト大事。後クレアチンがいい。とか

そんな話をとりとめなくしたような記憶があります。


オッサン達の週一回のバーチャル運動会はこうやって締めくくられました。
今週も楽しい会となりました。参加の皆さまありがとうございます。

 

 

 

狭間の会メンバー募集中です!ボイチャレースは楽しいっすよ!