エントリー分析ツール(配布あり)
Zwiftレースにエントリーした後、こんな事ないでしょうか?
- 何位からポイントゲインできるかわからず、目標がわからなかった。
- マークする相手がわからず、スプリンターを最後まで連れてってしまった。
というわけで自分用にGoogleスプレッドシートで、Zwift Powerのエントリー分析ツールを作成しました。
できること
- 何位からゲインできるかわかる
- 自分の20min・15secパワーの順位と偏差値がわかる
- 各パワーの要注意選手がわかる
配布しますのでよければ使ってみてください。ただ、環境によって動かないとかあっても基本メンテしません。何とかしてください。後、国旗は出ません。
また、Zwift Powerを登録していることが前提ですので登録しましょう。
あくまでもエントリー状況の分析なので、直前にレースエントリー・参加した人や、
実際レースには出なかった人などで誤差が出ます。※大概悪くなる
使い方
早速ですが使い方。
以下のようなスプレッドシートになります。
ごちゃごちゃして見にくいですが、情報を一画面に集めようとした結果です。整理整頓苦手なんじゃ…
こちらはひな型で編集不可にしてますので、画面左上の「ファイル」から「コピー」して自分用のシートを作って編集してください
事前入力
画面左のこちらを入力をします。基本情報なので初回だけでOKです。変更あればその都度、更新してください。
入力項目は2つ
1.ユーザー名
名前の一部で構いません。末尾のチーム名付変えるケースもあるので、他の人と被らない程度に略してOKです。
例)Yu Miyatake[NICO]→Miyatake
2.これまで獲得したRankのBest5
ゲインの分析をする場合はZPの数値をそのまま入れてください。↓のBest5ってやつです。
データ取込
次にZwift Powerのエントリーデータをもってきます。
「P23」セル以下がデータの貼付先になります。
1.データの消去
前回使ったデータがあれば貼付け先のデータをクリアして、何も入っていない状況にします。
2.データ取込
Zwift Powerの参加予定のレース画面を開いて、自分のカテゴリでフィルター
↓こんな感じで上から下までコピー
3.スプレッドシートを開いて貼付け
これだけです。
アウトプット
レースステータス
前述の通り、エントリーと実際の出場者でずれがあるためあんまり正確じゃありません。が、目安にはなります。
・予想獲得ゲイン
レースのデータから上位何%に入ると何ポイント入るか概算してます。
ゲインできる最低ラインにオレンジ色がつくようにしてます。上の例の場合30人中12位以上を目指せばよさそうです。
データ
20min w/kg,20min w,15sec w/kg,15sec wの四項目+身長・体重について全体の順位と偏差値が出るようにしています。右上のグラフは四項目の偏差値チャートです。
下半分は要注意選手リストとして、四項目のTOP10の選手を上げています。
20min w/kgのTOP10が他の項目に居れば同じ色がつくようにしています。
選手リスト
要注意選手リストだとちょっと不足だったので次のシートに全選手をリスト化しました。
4項目についてそれぞれ順に並んでいます。
先ほどの要注意選手リスト同様色がつくようにしています。しかし、全部に色塗るとかえってすげえ目が痛くなったので、同じ集団になるであろう自分の周辺だけ色を塗れるようにしています。
M列に選手名リストがあり、N列に「ON/OFF」の切り替えフラグがあります。
色を塗りたい選手の横のN列に何か文字を入れます。画像では「1」と入れてますがなんでもいいです。
画像にすると小っちゃくて見づらいですが、
- 空色の人がスプリント大分あって、FTPの絶対値も高い。ちょっと勝てなさそう
- 黄色の人もスプリント凄いけど、FTPのw/kgが低い。どっかの坂で落としたい
- 灰色の人はスプリント全然低いので、最後負けるイメージ無い。この人は無視。
適当ですがこんな感じです。
こんな感じで、コースに合わせて展開を妄想しつつ要注意選手の名前を覚えましょう。
経験上覚えるのは3人くらいにしておくのが無難です。それ以上は忘れます。
大きいイベントの時とかは頑張って覚えるべきでしょうが、普段は3人知っておくだけでも結構違います。レースが始まったら名前とジャージを一致させる作業をしましょう。
まとめ
以上、分析ツールを作ってみたという話でした。自分用に作ってるので多分使いにくいと思います。コピーしてとか適当に改良してください。後、国旗は出ません。
このツールである程度相手の脚質・脚力把握していると、レース全然面白くなります。つまり、「何となく誰か千切れないかなー」とセレクションかけるのではなく、「俺よりスプリントあるアイツ!死ね!」とアタックするようになります。楽しい。
特に全容を把握しやすい10人前後の少人数レースで便利な気がします。よければ使ってみてください。