20220412狭間の会【リッチモンド三段坂】
今週のコースはリッチモンドのUCI世界選手権コース
俗に三段坂と呼ばれる短めの坂3連発が特徴のコースです。ちなみにサガンは2段目の坂からアタックしてアルカンシェルをゲットしました。
こちらを2周します。
コース概要/方針
三段坂をもう少し細かく見ると
1段目:約1分半
下り :約1分レスト
2段目:約30秒
下り :約1分レスト
3段目:約3分
といった感じです。
私の脚質的に、1~2段目の1分前後のハイパワーを短いレストで連発するのは結構得意です。一方で3段目の3分はまあ普通。ゴールに直結する登りを普通に登ってはクライマー系の人に勝てないのでどうするか…
サガン並のアタックから逃げ切りというのも一瞬考えましたがまあ無理。
という事で1段目と2段目まででは集団先頭でペースアップを仕掛け、クライマーの脚を削る。弱体化したクライマーに3段目ギリついていって、ラスト数100mの平坦でスプリント勝ち
「削って、ついてって、スプリント!」
という穴だらけで夢のような三段戦法を頭の隅っこに置いといたところでスタート。
本日のメンバー
クライマー/ルーラー…大逃げしたり、三段目の坂で強そう。前述の通り短坂で削りたい相手
(Bongiさん、wataruさん、takeuchiさん他)
パンチャー…短坂同好会を作って一緒にペースアップしたい人々。キレのあるアタックには警戒
(私、よっしーさん、haraさん他)
スプリンター…登りからのゴールだから普段ほどの脅威ではない…?とはいえ無警戒ではいられない
(hikaruさん他)
レース序盤
今回の参加は10人。
ド平坦ステージよりは少し落ち着いている印象ですが、アタック・逃げがちょいちょい出てきます。
特にwataruさんtakeuchiさんらが口火を切るようにアタック、hikaruさんやharaさんが戦火を拡大すべくブリッジや先頭けん引を続けるという動きだったように思います。しんどい
レース中盤
さて、一周目の三段坂に入ります。
■1段目:6倍1分半くらい
前目で結構がんばります。うおー!
3人くらいでプッシュしていい感じです。後ろのクライマーにダメージ行ってるといいなあ
■2段目:7.6倍30秒
同様に前で引っ張る…つもりが最後バテました。まあ無酸素やや得意な私が辛ければクライマーはもっと辛いはず…というかそうであってくれ
■3段目:4.6倍で3分弱
むっちゃキツイ。クライマー元気やんけ。これまでプッシュしつつもここで頑張る余力は残してきたつもりですが、ついてくだけで一杯一杯。
何とかクリアしましたが、10回くらい「もう千切れてもいいのでは…?」とか自問するくらいにはしんどかった
三段坂で3人ちぎれて残り7人。スプリントで勝てないhikaruさんが落ちたのは大きい。
レース中盤②
集団は7名!この人数だと逃げ切りの可能性を考える必要があります。
一人逃げならほっといてまあ大丈夫、二人逃げ以上ならブリッジを狙う方針。
なぜなら、2人逃げに自分がブリッジすれば前と後ろで3:4。後ろ集団はローテ回せない人もいるだろうから、実質3:3くらいで逃げ切れる…という単純な発想です。
まあブリッジせずに後ろに残れば2:5の人数有利ですが、ローテ上手く回んないor周りが思ったより脚無いと結構危ないと判断。攻めたほうがリスク少ないのかなと
自分一人が前に行くか後ろに行くかで状況が大きく変わるのが、積極的な少人数レースの面白ポイントですね。
実際はwataruさんがヌルっと抜け出し、最大15秒差ほど付けます。毎度ながらこの人スタミナやべーな
以前このパターンで勝ち切られたのでヒヤヒヤしましたが、集団で軽く回してキャッチ。こと無きを得てKOMへ…
レース終盤
■1段目:6.2倍1分半
ここが削りどころ!とかなり本気で踏みます。うらー!
が、ここが本日の最大の反省ポイント。気合入れ過ぎて集団を千切って先頭で孤立しちゃいます。
ペースアップで削るというより一人だけ飛び出しちゃったので、労力の割に後ろに脚を使わせられません。
2秒差くらい付けちゃいましたが、逃げ切れるわけでもないのでちょっと待って合流します。
いやー無駄足。画面ちゃんと見ないと…
■2段目:7.5倍30秒
ここも頑張りポイントです。ヘロヘロですが周りも疲れてるはず、集団前目で踏み倒します。きっつ。
■3段目:4.9倍2分20秒
さあやってきました最後の坂!
ここまでの私の頑張りの甲斐もあってか?先頭は4人まで絞れました!私、よっしーさん、Bongiさん、ミヨシさんというメンバー
ざっくりサラ足ならBongiさんとミヨシさんがクライマー寄り、私とよっしーさんがスプリント寄りです。
Bongiさんの鬼引き!今日は脚貯めてそうだと思ってたんだけど強すぎー!
クソほどしんどい!でも登りだけ頑張ればスプリントならBongiさんに勝てるかも!登り終わりが見えた!うおー!お?
Bongiさんがフェザーウェイト?
アカン無理ー!
という感じで心が折れました。ぶっ飛んでいくBongiさんを見送り、
よっしーさんとの2位争いに切り替える余裕も無く、100wくらいしか出せないまま3位でゴール。よっしーさん勝負できなくてすみません…
というわけで、三段戦法は
「削れた?ついてけない!もうダメ…」
といった結果に終わりました。
このレースで一番印象に残ったのがBongiさんのフェザーウェイトの悪魔的タイミング
希望がわずかに見えたその一瞬のアイテムはホント絶望的でした…
まあこのメンツで10人中3位は上出来です。今週も楽しく追い込めました。実は入賞者は雑表彰状をスプレッドシートでダウンロードできます。私おめでとう!
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