20220420 狭間の会【パリのアタック祭り】
今週の狭間の会はパリでございます。
パリといえばツールドフランス最終日、完走を目前にした選手たちが健闘をねぎらいあい、スプリンターが最大級の栄誉をかけて最後の闘いを行う聖地。
今回はその逆周回となります。
コース紹介
Lutece Express
テレビで見てるとド平坦をこなしているようにしか見えなかったのですが、再現されたコースを走ってみると毎周まあまあ登らされることに気づきます。
凱旋門前の30mほどの登りと、その反対側の地下に入るところでの一瞬の坂がポイントとなるでしょうか。本日はこちらを4周です。
また、逆周回の場合、凱旋門の登りが終わってすぐの下りからの高速スプリントとなるのが最大の特徴です。登りの後ロクに休めないままスプリントになると、ラストはかなりキツそうだな…
コース全般が路面抵抗が微妙に大きい石畳という事もあり、普通にいけば重量級スプリンターが最も有利といっていいでしょう!
アタックとはガチャである※個人の意見です
突然ですが、チームプレーの無い、距離も短い、意思の疎通も中々難しいZwiftレースでのアタックとは何か?と聞かれたら
私は「ガチャ」と答えます。
アタックガチャのはずれとは、「集団に無視されて孤立すること」です。
基本的にツキイチから最後だけスプリントがほぼ最適解のZwiftレースにおいて、アタックは無視されると一番きついです。
集団は何となく走ってるだけで10分もあれば吸収できるでしょうし、アタックが完全な無駄足に終わります。
一方、アタックガチャ最高のあたりは例えば、「集団の過半数がアタックについてきてくれる&強い人が後ろに取り残される」みたいな展開です。
こうなったら逆に適当に走ってるだけで逃げ切れるか、少なくとも後ろ集団にいる人はかなり消耗させられます。
こういったアタック後の展開の大部分は周りの選手に依存するので、基本的に自分でコントロールできないです。だから「ガチャ」と勝手に呼んでます。
己の脚を対価として、いい展開を祈るアタックガチャはZwiftレースの醍醐味です。(※個人の意見です)
もちろん高度なチームプレーが常であるロードレースの世界ではアタックはもっと戦略的なのではないかと思いますし、Zwiftにおいてもアタックのタイミングやらで多少はコントロールできるとは思うのでガチャは多分ちょっと過言です。知らんけど
作戦
前置きが長くなりましたが今回の作戦はアタックガチャをできるだけ引くという事にしました。ガチのスプリントだと勝てないし…
まあ狭間の会の面々はアタックのノリが尋常じゃないので野良レースよりよっぽどガチャ当たりやすいです。
SSR確率アップキャンペーンみたいなもんですね(適当)
ガチャと言いつつもランダムに打つのではなく、最低限は集団の状況や地形見たり、他人のアタックに便乗したりカウンターしたりその場で考えつつやりたいところ
しかし、考えたところで結局はガチャなので先が見えずとも突っ込む勇気だけは忘れずにパリに持ち込みます。
本日のメンバー
クライマー/ルーラー…序中盤のアタックにいたらレア度高い人々。長く逃げる展開なら一緒にいたい
Bongiさん、Wataruさん、他
パンチャー…基本協調したい。この人らがアタック主導するケースも多そうなのでよく見て対応する。
私、Hikaruさん、Nobuさん他
スプリンター…本日の天敵。とはいえアタック好きな傾向強いのでほぼパンチャ―。最近の松の間はピュアスプリンター不在なんすよねー
Silさん、他
リードイン
さー、始まりました。今週は12人でスタート
早速最初の凱旋門の登りに入ります。
初参加のMorimotoさんがいきなりアタック!6~7倍をキープしていきます!
他人の引いたガチャですが、これに便乗!登り終わりで私とWataruさんが追い付いて3人で最大3秒差くらい抜け出します。少しローテするも吸収されましたが、3人逃げは悪くないです。レア度【R】くらい
早くもツキイチスプリントからは程遠い荒れた展開の予感がします。望むところです。
1周目
周回ゲート通過直後、何か集団落ち着いちゃってつまんないなーと思ったので、アタックガチャ打ってみます。
一応狙いとしては、不意打ちしつつ集団が休む時間をなくすという感じですが、いい展開来てくれーってのが本音です。まさにガチャ
何となく集団縦に伸びますが抜け出るほどではない。レア度【N】ですかね。ダメっぽいしおとなしくやめます。
再度の凱旋門の登りでMorimotoさんがするっと抜け出します。
登り終わりの皆が緩めそうなところでブリッジして、更にMorimotoさんの前を軽く引いてセレクション狙いますが効果は見られず
2周目
ここまでの激しいやり取りでかなりしんどいですが、周りもしんどいはず…
というわけで(?)再度ガチャを引きます。
地下道の下りでこの位置から周り+1.5倍くらい出して速度差を付け始めてー
勢いを殺さずに登る事でヌルっとアタック!
8倍をほとんど超えてないので、画面右のPWRが赤くならず目立たない&脚を残せます。ここも大きな動きにできず。レア度【N】
続く凱旋門の登りでまたも登り終わりでブリッジからの先頭ローテを軽くします。今回はBongiさんが飛び出してました。
3周目
例の地下道からの登りで大きな動きがあります。
ミヨシさんが主導したアタックにハラさん、Nobuさんが乗っかります。
これは!レア度【SSR】になりうる!と私も追従!おらー!
集団先頭の思惑が完全に一致します。「これはチャンス!」
この強度で会話はできませんが、Zwifterはワットで語ります。「このまま後ろ潰すぞ!」
集団先頭ハイペースを刻み続けます。集団完全に縦伸び。中切れも発生している模様です。
一度ははっきりと集団が割れて前8人に後ろ3人くらい。4秒差ほど付けます。
のちに後ろから2人は(なぜか)追いついてきますが、脚は削れたはずです。
中々のビッグプレーとなりました。
4周目
さあいよいよラストラップ
これまで散々脚使ってきたので正直かなりキツイです。しかもその割に2人しか千切れてないw
例の地下道からの登りでNobuさんが12倍出してますwなんだこの人w
アタック反応しようとした瞬間!脚攣り!
左ふくらはぎがピクピクします!ヤバイ!
フォームを変えて何とか攣らないようにこなしましたが、思った以上に脚限界みたいです。そりゃそうか
集団落ち着いてからハイケイデンスで誤魔化して回復を待ちます…ギリギリ持ちこたえたか
最後の凱旋門の登りは仕掛けが遅い…皆貯めてやがるな
Nobuさんが突っ込んでったのを見て反応!
このままゴールまでいかれかねないと焦りましたが、登り終わりで集団まとまりもう一回落ち着きます。
冷静じゃなかったと反省。アイテム無駄遣いしちゃった。
集団スプリントの皮切りはラスト1kmからのWataruさんのロング!
ここは冷静に見送りつつ、ラスト400mでスプリント開始!ちょっと出遅れたけど!うおー!
アカン…無理や…
という感じでズブズブ埋もれて5位でした。言い訳としては脚攣りが再発しかけたことと何より心が折れてしまったんじゃ…
優勝Silさん、2位Hikaruさん、3位Haraさん!おめでとうございます!
まー、積極的に前で展開できたのは自画自賛ポイントかな。アタック自分から打てたのは2本だけだけど
最終的な順位は悪くはないが、入賞したかったなー
こんな感じで毎週遊べる狭間の会。メンバー募集中です。詳しくはこちら